今年の４月までの流れの振り返り
この年の初めに
正確なコンジャンクションを
形成した土星と冥王星は、
今でも時の流れの
支配的な底流となっています。
全世界に広がった
コロナウイルスは、
私たちの毎日の生活の中に、
土星と冥王星の重なりに対応した
話題をもたらしました。
このウイルス騒ぎは、
冥王星的な力(疫病、死、破壊）が
土星（継続や安定）の境界を突き破り、
私達の生活に
恐怖をもたらした
と見ることができます。
土星は制限する力の星なので、
その事態に境界の閉鎖（ロックダウン）や、
いままで「こうだよ」と
決められていた分け方の見直しと
孤立・孤独化で対抗しました。
この強力な星の連合の影響は、
私たちに、
現実に直面することを
強制しました。
現実とは、大きく言えば、
この社会の問題点。
地球環境のことがまず
筆頭に上がるとは思いますが。
この社会をこのまま続けて
大丈夫かということ。
そしてそれは私たちに対して、
何が究極的に重要であるかを
見せることとなったのです。
４月のはじめ、夢にも思わないようなチャンスが！
しかし、４月のはじめ、
その暗く憂鬱な流れに
新しく勇気をもたらす
調べが加わります。
４月５日１１時４３分の
木星と冥王星の
コンジャンクションは、
さらなる進歩のための
確かな基礎を打ち立てる、
夢にも思わないような
絶好の機会を提供してくれます。
この時、いつもはとても
考えられないようなことさえも
達成される可能性があります。
このタイミングを、
具体的なステップを
進めることに使ってください。
ここで言うステップとは、
あなたが外側の現象（現実的な世界）世界で
設定したゴールの
現実化のステップ、
またはあなたの内側の
精神世界（心の中でいつも思っていること）
で進んでいる
プロセスの中に、
はっきりとしたイメージと、
秩序立てを
発見するステップです。
あなたのその行動は、
４月４日の未明に
ふたご座に入った金星と
調和的なアスペクトを形成する、
みずがめ座の土星と火星によって
支援されるでしょう。
この時、物事を
より広い見地から
見ることができるようになります。
冥王星と木星は、今年あと２回
コンジャンクションすることに
なります。
おたのしみに！
満月の前後は人間関係に焦点、１５日からは自立と適応の摩擦
４月８日１１時３６分の
おひつじ座とてんびん座の
軸における満月の頃、
焦点は人間関係の問題に
当たるでしょう。
もし、あなたが
それまでの２、３週間において
自分のことばかりで、
大切な人、愛する人々を
おろそかに
しすぎていたのであれば、
この時期にその埋め合わせを
することになるでしょう。
その埋め合わせは
意識的な努力を払い、
楽しむ価値のあるものです。
なぜならば
ちょうど１週間後、
またもや緊張に満ちた
局面が始まるからです。
４月１５日の朝、
太陽が冥王星、木星、月の
会合に対して
緊張関係（90度）となります。
そして午後には
水星がカイロンと
会合します。
自立していること、
みずからを治めていることと、
緊急事態への適応のために
必要とされる
制限や譲歩との摩擦や衝突が
痛々しい形で
あらわれるかもしれません。
４月の後半、落ち着かない時期だけど地に足をつけて！
４月１９日から
２０日にまたがる深夜、
太陽は五感の快楽を愛し、
大地に根ざす星座である
おうし座に入ります。
そして、２１日の午後には
みずがめ座の土星と
スクエアを形成します。
この時、安定性への
大変な欲求があることでしょう。
なぜなら、おうし座は、
継続と安定を何よりも好む星座で、
土星も、継続や安定に
関わる星だからです。
この2つが衝突します。
よって、安定しすぎるのは、
停滞を引き起こします。
なので、進みましょう。
この時期も、
時の流れは大きく変動し、
進歩を求める状態で
あり続けるからです。
４月２３日１１時２６分の
新月において
太陽と月は天王星に近く、
また続いて２６日の夕方には
太陽と天王星の
会合が起こります。
これはいくらか
落ち着かない時期でしょう。
そして、私たちの
内側と外側が
不安定であるにも関わらず、
私達の具体的で物理的な存在、
つまりこの身体と共に
大地に足をつけ、
自分自身の身体が心地よくなることを
思い出すように、
というアドバイスが、
全ての人に
よくあてはまるであろう
期間です。
それは例えば食事、
花の鑑賞、スキンシップ、
温泉入浴など、
五感の快楽を得るようなことです。
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