幼い頃、描いた絵が売れた嬉しさ

私が、初めて自分が描いた絵を売ったのは、

忘れもしない、8歳の時でした。内向的で、

孤独だった子ども時代に、唯一自分の心が自由でいられるのは、

絵を描くときと紙を切っているとき。

絵を描いていると、ウサギや猫が動き出して、

私に話しかけてくる。『もっと飛びたーい。』

『わたし、笑ってるの』とかって。

あるとき、行きつけの、

 

ファンシーショップで、

いつも優しいお兄さんがいて、、

私が描いた絵を見て、

『売ってあげようか?』って。

 

8歳の私は、

『ほんと??うれしい!』って言いました。

10円。と値札をつけて、

お兄さんはショップにおいてくれました。

 

次に、お店に行ったとき

お兄さんがこういいました。

『あの絵、売れたよ。』

私は、、、すっごく嬉しかった。。。

『どんな人が買ったの?』

って聞いたの。

 

そうしたら、

『小さな子ども連れのお母さんだったよ。』

だって。子どもがせがんだんだって。

 

まあ~こんなうれしいこと。

あるんやなーって。

 

おとなの一言で絵を「捨てた」学生時代

それから、いろいろあって、

絵を描くのは忘れてたというか、

学校で点数つけられてから、

絵を描くのが嫌になった。12歳のとき

担任に「あなたアイディアはいいけど、

色塗りが下手ね」って言われてから、

絵を捨てた。

 

あんなに好きだった絵を描かなくなった。

 

でも、久しぶりに、

15歳の時に、中学校の卒業文集の

裏表紙のイラストを募集するとかって、

私、描いてみようかなって思って。

描いて応募したら、

なんと裏表紙に採用された。。。

友達は、『この絵すごくいいよね、

あんたのが採用になるって思ったよ』って

言ってくれた。。。

 

でも、

12歳の時に言われた

『あなたは色塗りが下手』の言葉がなんか

刺さってて、また

絵をやめた。

 

自信はない。それでも、絵を捨てきれない

ところが。。。

話は飛ぶが女子大生になって、

プールの監視員のバイトを

してたとき。(泳げないのに監視員を

していたという裏話)

 

あまりに暇で。

紙とペンが置いてあったんで、

クジャクと女の子の絵を落書きで

描いてしまったら

それを社員さんに見られちゃった。。。

やべ~

 

ところがところが、

『なにこれ!すごい可愛い。ねええ、

これ仕事にすりゃいいじゃん。売れるよ!!』って

いわれたのでした。。。

 

その社員さん、

ほんとに私の絵をみて

気にいってたみたいで、

嘘は言ってないなと思ったけど

 

まあ、そんなこんなで、

絵を描いたり、自信がなくて

止めたり、でもやっぱり気づくと、

私のくらしには絵があった。

 

絵との「おはなし」。私の絵の原点に戻れた日

2014年、そんな私を一気に

絵に引き戻す出会いがあった、

それが、パステルなごみアート。

浜松で偶然出会ったワークショップに

夫がやろうやろうって言ってくれたけど、

私は下手だから。。ってまた思いかけたけど、

しぶしぶ参加。

 

ところが、あまりに楽しくって夢中になって

 

いつの間にか、

描いたその絵は、のちにはがきにしたら沢山

売れることになった。

 

サンプルで描いた天使の絵も

売れてしまった。。

 

私は気づくと、

もう一度、あの日の、

子どもの頃の純粋に絵と対話していた

自分に戻っていった。

 

ホロスコープ・ヒーリング・アーティストへ。そして新しい挑戦

そして、

大好きな星座の絵を、

ついに描きあげたのが、2015年。

 

そしてそして、2018年秋、

さらなる挑戦をした!

 

それは、、、

12の星座の神話に基づいた星座の

絵を描くこと。

そして、もう一つ子どものころから

好きだった、詩を書いてそれと

合わせること。

 

子どもの頃の純粋な想いを、かたちにする本ができました

子どもの頃の、

純粋な想い。

 

それが形になりました。

 

夢って叶うね、

自分を信じて。

自分を愛していたら

 

その、入り口になる。

その、祈りになる。

そんな本が、出来ました。