【はじめに】

11月は、一筋縄では行かない月になりそうです。

 

内に秘めた衝動的な思いが高まり

その力が満ちるひと月となるでしょう。

 

月の最初の数日に起こる星たちの角度により

気持ちが高揚しすぎるかもしれませんが、

確固たる自分を失わずに行動できれば

いつも以上に大きな成果を手に出来るでしょう。

 

なお、今後数十年の社会の変化の道筋は

今月の星の力によって決定づけられます。

 

11月1日:目に見えない世界を愛でるのに最高のタイミング、心落ち着ける時間を

11月1日、さそり座で新月が起こります。

 

さそり座にいる水星はうお座の海王星と120度を結ぶため

心が揺さぶられるような体験を

深めたいと切望する気持ちが強まります。

 

目には見えない世界を探究し、

それを賛称し愛でるのに最高の時間です。

 

この日には、少し動きを止めて

心落ち着けるような時間を設けてみましょう。

 

11月2日~4日:湧き起こる破壊的に変化を求める衝動を抑え、建設的な力にできれば素晴らしい結果が

この新月とその後数日は、空では星たちの角度が

忙しく形成されていきます。

 

11月2日には、先ほどあげた

水星と海王星の120度に、かに座の火星が加わって

正三角形となります。

 

そこに海王星、水星と60度を作っている冥王星が加わり、

特殊な形を作ります。

 

同日に水星は、すでに金星が位置している

いて座へと移動をしますが

その金星は3日にはふたご座の木星と180度となります。

 

かに座の火星とやぎ座の冥王星は

正確な180度を形成しますが、

どちらもそれぞれの星座の最後の度数付近にいます。

 

11月4日には火星がしし座へと移動し、

太陽はうお座の土星と正確な120度を結びます。

 

火星と冥王星から生まれる緊張感は力を渇望させて

時に強迫観念に取り憑かれたような行動を取らせるため、

判断能力を見誤りやすくなります。

 

決断を焦ったり

熱狂の中で判断を下してしまいがちなので

注意してください。

 

このときには力づくで

自らの正しさを推し進めようとする思いに

囚われてしまうことがあるかもしれません。

 

しかし、この強引なエネルギーが渦巻く向こう側には

これに対抗しようとするポジティブな力も存在しています。

 

それは、破壊衝動を消し去り

エネルギーを建設的な方向へと向かわせる力です。

 

この時期は、その2つの力のバランスをとりましょう。

 

あなたのプライベートな生活においても同様です。

 

変化を求める力を建設的な方向へと転換できれば、

素晴らしい結果となります。

 

12月に火星が逆行に転じます。

そして、2025年の春までに、今月の1回とあわせて

冥王星との180度が2回起きます。

 

しかも次はかに座-やぎ座軸間で起きるのではなく、

しし座-みずがめ座軸間で起こります。

 

これは、油断ならない出来事が待ち構えている、ということです。

 

11月9日:実現性のない夢を見やすい時

11月9日には、金星が海王星と90度となることから

このときは、現実には不可能な大きな夢を見やすい時です。

 

11月11日~12日:早くもその夢からさめ、現実的な正しい結論を導ける時期

2日後に金星はやぎ座へと移動をしますが、

その頃にはすでにその夢を冷めた目で見ていることでしょう。

 

続く12日に水星は土星と90度を作り、

現実に目を向けさせるような影響を生み出します。

 

数日前まではなんだか夢見がちだった状態も

この時期になるとより現実的に状況を見定めることができ、

正しい結論を導くことができるようになるでしょう。

 

11月16日~19日:心に抱いてきた「方向転換」の実行によいタイミング

11月16日、【変革の星】天王星と重なりながら、おうし座で

満月が起こります。

 

時を同じくして、土星は逆行を終えます。

 

17日に太陽は天王星と正確な180度となり、

18日には水星は木星と180度、

19日に太陽は海王星と120度を結びます。

 

この一連の配置は、

今後の展開にアクセルを踏み込む

スタートラインのような雰囲気に包まれています。

 

あなたが生まれた瞬間の星空が

あなたという人とその人生全体を映すように、

この満月前後の出来事が今後の数十年を暗示することを

心に留めておいてください。

 

この時期は、久しぶりに「方向転換」

をしてみるのにも良いタイミングです。

 

心に抱いている想い、計画などがあれば

ためらわずに行動を起こしてみましょう!

 

11月19日:後戻りのない、今後数十年にわたる激動のみずがめ座時代の幕開け

冥王星が11月19日にみずがめ座へと再び移動すると、

星の流れは新しいものを歓迎する準備が整ってきます。

 

この後、冥王星は2043年までみずがめ座にとどまるため、

その影響で私たちは今後数十年間の間に、

それが個人的なレベル・集合体的なレベルにおいて、

どのような意味を私たちにもたらしてくるのか、

を再び知るタイミングとなります。

 

16日の満月の前後に起こる出来事で、その意味が

どのようなものであるかわかるはずです。

 

いずれにせよ、大きな変革の時期であり、

激動の時代の、再度の幕開けとなりえます。

 

11月21日:いて座の力が心に大志を抱かせてくれる月間に

11月21日、太陽はいて座へと移動します。

 

いて座が持つ力により、

私たちの心に大志を抱かせてくれるでしょう。

 

11月26日:物事の進め方について考えたり、話し合いを持つのに最適

11月26日に、水星は逆行へと転じます(逆行は12月15日まで続きます)。

 

逆行へ転じたことにより、

ふたご座にいる木星との180度がまた作られますが、

物事の進め方について考えたり、人と話し合いを持つのに

最適な時間となります。

 

11月27日:整えた計画を実行するのに適する

11月27日に、太陽は火星と120度を作ります。

 

もしも計画が十分に整っているのであれば、

実行に移す時と言えるでしょう。

 

ただし、12月の中旬になったら

合意事項や契約は、一度見直すことをお勧めします。

 

【お知らせ:2025年(令和7年度)の運気個人鑑定のご案内】

 

予報でも申し上げましたが

11月19日から2043年まで、

冥王星は今後数十年間みずがめ座に留まります。

 

いわゆる『みずがめ座時代』の本格的幕開けです。

 

このみずがめ座の時代というのは、

私個人の見解ですが、大変厳しいです。

 

これまでのうお座の時代というのは

「癒し、救済」の時代でした。

 

これは、救う方、救われる方といった

相互関係が必ずあります。

 

救いたい、救われたいという想いは人間なら当然ある感情です。

 

しかしそこには、実は正義感という暴力

救うことで握れる権力欲

そして自分では何もしたくない

という依存が潜んでいます。

 

みずがめ座はこれとはまったく異なる星座です。

 

テーマは「個人」であり、「自立」です。

 

なので、いつまでもうお座のテーマの考え方でいると

間違いなくあなたは淘汰」されます。

 

助けてもらおう、救われたい、、

「~されたい」ではダメなのです。

 

あと、「これさえあれば(物、人、金、酒や薬依存など)」

といった考えも結局依存なのでダメです。

 

自分が「こうする。」と決め

その責任をすべて取らなければ

真の自立ではありません。

 

もしあなたが今後も人のせいにばかりしていたら

間違いなく「淘汰」されるでしょう。

 

しかし、「自分で決め、自分ですべて責任を取る」

という考えを実行する者

黄金時代の入口に立つことが出来ます。

 

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