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きみにはじめて逢ったとき



ハートのベルがなったんだ


それは

いままでに
一度もなったことがない

ふしぎな、ベル  だったんだ


そのベルには

みるものぜんぶを

虹色にするちからがある


ぼくのいた  色のないしろくろの世界が

きゅうに色をつけた


きみの手をとった


きみというあたたかなひだまりが

ぼくにながれこんだ



さあいこう

ぼくは
きみ

きみは、ぼく


ふたりで、

ひとつの   ひかりに。